本フォーラムメンバーの木村憲洋さん(高崎健康福祉大学准教授)の論説「混合診療は原則解禁すべき?」が日経ビジネスオンラインに掲載されています。
医療サービスイノベーションの立場からも『混合診療』には大きな関心を寄せています。患者利益、公的・民間医療保険医療機関、行政はもちろんのこと、新規性の強い新規薬剤、医療機器、先端医療の開発フェーズを含める医療のイノベーション生態全般のステークホルダに対する影響が大きいからです。
さて木村さんは「いわゆる『混合診療』問題に係る基本的合意」により創設された、先述の保険外併用療養費制度によって、すでに一部は混合診療が解禁されているという事実認識をベースに論を展開されています。
<以下貼り付け>
ただ、先で触れた混合診療を巡る訴訟において、一審の東京地裁では、「保険外併用療養費制度上の給付対象が、保険給付に値する組み合わせを網羅的に拾い上げたものではないことから、それ以外は保険給付の対象にならないとの解釈は成り立たない」と断じています。一方、二審の東京高裁では国が逆転勝訴したわけですが、最高裁が今後、どのような判断を下すかが注目されます。
<以上貼り付け>
まさに最高裁の判決が注目されます。
最後のほうで「混合診療」について読者に賛否を問うています。双方向性を活かしたオピニオン集約型の論説はネットならではです。
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