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2010年3月19日金曜日

自己紹介 松下

フォーラム世話人の松下博宣です。よろしくお願いします。

現在、東京農工大学大学院技術経営研究科にて教育・研究に関与しています。大学院での専攻は、Policy Analysis and Management、副専攻としてSloan Program in Health Services Administrationだったこともあり、米国から帰国以来、社会科学的切り口から医療に関わってきました。技術経営やイノベーションの視点から医療サービスを見るようになってきました。

ガキの頃から体だけはいたって頑丈で、病気らしい病気はしたことがありません。転機が訪れたのは、大学時代の友人とデリーからカトマンズまで自転車大旅行をしたときにマラリアにかかって死にかけたことでした。カトマンズで自転車探検パーティーを解散してからは単独でカラパタール峰(5600m)を登り、下山途中でシェルパ族の子供たちが描いた絵を日本に送ってデパートで展示会を行い、その資金(わずかですが)で村の診療所を修繕するというボランティア活動に関わりました。

上記と前後して、実父ががんにかかり、酸素室のなかでいろいろなチューブに繋がれてウンウン唸っている姿を見て、健康とは?病気とは?と考えるようになりました。

そんなこともあり学部卒業後は、民間企業から病院の経営企画職に転職して病院経営に携わるようになりました。勉強不足を痛感して医療のことをきちんと勉強しようと決意しました。しかし、当時は日本で医療経営学(昔は病院管理学といいましたが)を学べるところがなく、思い切ってアメリカに渡ってCornell Universityで学問に取り組みました。

その後、アメリカのコンサルティング・ファーム、Hay Management Consultantsにて経営コンサルタントを経て、1997年に株式会社ケアブレインズを起業し、2007年に上場企業に売却してイグジットしました。それ以降は、縁あって東京農工大学大学院技術経営研究科を中心としてアカデミア界隈で活動しています。大学院では、ベンチャービジネス戦略論や人的資源管理論を担当しています。また、NPO国際社会起業サポートセンターの理事なども兼任しています。

詳細バックグラウンドはこちらです。今まで出してきた本などはこちらです。Twitterアカウントはこちらです。

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